福沢諭吉著「学問のすすめ」を現代版に再編集した「独立のすすめ」という本で独立精神を学ぶ。やっぱこの人天才だわ

福沢諭吉著「学問のすすめ」を現代版に再編集した「独立のすすめ」という本で独立精神を学ぶ。やっぱこの人天才だわ・独立のすすめ / 名著「学問のすすめ」より現代に生かせる知恵を再編集

 最近読んだ本の中に「独立のすすめ」という本があるのだが、非常に読みやすく、賢人福沢諭吉氏の考え方は現代社会においても流用出来る部分が多いと感じた。以下、個人的にいいね!と思う部分の書評を書き記そう。

「独立のすすめ」は「学問のすすめ」をイイトコ取りし、現代版に再編集した本

名著『学問のすすめ』の中から現代に役立つ知恵をイイトコ取りしてまとめました。学問のすすめ』は、明治時代の大ベストセラー。維新後の日本人を導いた諭吉の知恵は、物事の本質をとらえていて、いまでも立派に通用します。 特にこれからの日本を背負っていく、若い人たちに読んでいただきたいと思います。誰でも読めるよう、すべての漢字に振り仮名がふってあります。

Amazon.co.jp: 独立のすすめ―名著「学問のすすめ」より現代に生かせる知恵を再編集: 福沢 諭吉,ロゼッタストーン編集部: 本

 上記はAmazonの商品概要抜粋だが、要する「学問のすすめ」のイイトコ取りをし、再編集した本。それが「独立のすすめ」だ。すべての漢字にルビが振ってあり、難しい語句には解説も記されているため、老若男女すべての人が読む事が出来るような作りになっている。これは素晴らしい。

 ちなみに、書店で購入した際は「独立のすすめ」は児童向けのコーナーに置かれていた。

・漢字にはルビが振ってある

学問の趣旨は自身に課せられた役割を全うするため

 「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」という、誰もが一度は聞いたことがある有名な言葉がある。人はみな平等であり、対等な立場であるといった意味が込められている。

 たとえ政府と国民の関係であったとしても、国民は税金を政府に納め財政を保護する代わりに、政府は国民に平穏な生活を保証するといったギブアンドテークの構図がある。役割が違うというだけだ。

 ただし、教養がなければ善悪の判断も出来ない。自身に課せられた役割を全うする事が出来ないのだ。そのため、学問(勉強)を行い自身の能力を高め同等の地位(例えば政治に不満があるなら政府と)に上らなければならないというのが、福沢諭吉氏の考える学問も趣旨だ。

まずは、活用できる知識を学ぼう

 では、なにを学んだらいいのか?例えば、何年も苦労して、多くの学費を費やし西洋の学問を学んだが、1人で経済的独立(生計)が出来ない者はただの“文字の問屋”であり意味が無い。本末転倒だ。知識は活用出来てこそ価値がある。

 実用的ではない学問は後回しにし、普通の生活に役立つ学問(例えば、文字の書きかた、手紙、メールの書きかたなど)をまずは身に付けるべきである。ymdの場合、経済学の知識が乏しいため、現在勉強中だ。

失敗を未然に防ぐには、定期的に“人生の棚卸”を

 失敗をしない方法は無いが、失敗を防ぐ方法はある。それは、定期的に“人生の棚卸”をする事だ。自分はここ数年間で何を失い、何を得たか。今は何に力を入れていて、成果はどうか。現在の知識をどう活用していくか。など自身の点検を定期的にする事で将来につなげていく。こうする事により事態が悪化するまえの予防策ともなる。もし何も得ていないという事実が発覚したのなら、やり直すきっかけにもなる。

 自分の実力を箇条書き(例えば履歴書)にした場合、何も無いという事実に驚かされる事がよくある。もちろん、文字は所詮文字のため以外の実力は個々それぞれ違うと思われるが、個人的には十中八九それが現実という場合が多いと思う。差別化を意識し過ぎるあまりに、過去を美化したり、実力に味付けをしてよく見られたいという“補正”が発動し、実力以上の事まで語ってしまうと思うのだ。感情論なんて所詮そんなもんだ。

独立の意識を常に持つことが大事

 物事の是非を判断出来る。他人に頼らず生計を立てる、など 独立の意識を常にもち日々を過ごす。独立の気力がなければ、いくらインフラ(学校、工業化、軍備など)を整備しても意味が無い。正確に活用されてこそ価値が生まれる。優れた点がありながら発揮出来ない現実ほど悲しい事はない。やらなければいけないのは私達なのだから。

 1世紀以上前この思考にたどり着いた福沢諭吉氏は、やはり天才だった。

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