芸人又吉直樹さん推薦本『なぜグリーン車にはハゲが多いのか』で「ハゲの進化論」を学びました

芸人又吉直樹さん推薦本『なぜグリーン車にはハゲが多いのか』で「ハゲの進化論」を学びました・なぜグリーン車にはハゲが多いのか / 佐藤 明男 (幻冬舎新書)

 ハゲ散らかってますか?

 以前、笑っていいとものコーナー「又吉直樹と学ぶこの夏はコレを読め!」で、芸人の又吉直樹さんより『なぜグリーン車にはハゲが多いのか / 佐藤 明男 (幻冬舎新書) 』という一冊の本が紹介された。

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 題名からしてすでに香ばしい香りがプンプン漂うこの本だが、又吉直樹さんの紹介の効果もあり無性に読みたい気持ちが沸き起こったため、購入し読んでみた。

自己啓発本ではなく、ハゲの進化論を説いた本だった!

 読む前は正直何の本かよく理解しておらず、いわゆる「自己啓発本」かな?位の心構えでいたが、冒頭に

“本書では、髪が薄くなっていくメカニズムや「ハゲの進化論」を通して、薄毛の男性がいかに優秀かを知っていただき、薄毛であるというだけで生きづらさを感じている方に誇りをもってほしいのです。”

との言葉が踊っており、「自己啓発本」では無いことが分かった。・・・「ハゲの進化論」って何?

薄毛の原因は「テストステロン」。「プロペシア」の服用により99.7%の確率で脱毛を食い止める事が可能

 内容はシンプルで、薄毛になる原因は男らしさの象徴である男性ホルモン「テストステロン」の分泌が多いため。ただ、「テストステロン」の分泌が多い男性は優秀な遺伝子である確率が高く、結果出世している人間が多い。よって、グリーン車にはハゲが多い!という結論だ。また、現在もっとも効果の高い治療薬「プロペシア」を服用すれば、99.7%の確率で脱毛を食い止める事が出来るとサラリと記されていた。むしろ、そっちのほうに驚いたのは言うまでもない。期待を裏切らない本だ。

オスゴリラも木におでこをこすりつけ、わざとハゲるような努力をしていた

 この本の面白い所は、冒頭で疑問を抱いた「ハゲの進化論」について進化の過程を丁寧に説明している所だと感じた。

 例えば、

“オスゴリラはメスゴリラにモテたいがために木におでこをこすりつけ、わざとハゲるような努力をしていた”

とか、

“18世紀、イギリスで空前のカツラブームが起こり、何かで頭を覆わないと落ち着かないと思う人が多発し、夜は帽子(ナイトキャップ)を被って眠った。また、肖像画家は「こんな行き過ぎたカツラを被せて肖像画を描けば、後世の人に笑われるだろう」と考え、肖像画を書く時はカツラを外していた”

など、それはそれは丁寧に「ハゲの進化論」について書き記されていた。また、さりげなく朝の某情報番組キャスターに苦言を呈するなど、著者のチャレンジャーな一面も垣間見れる。

 読み終わった時なぜか人一倍ハゲ知識が増えており、又吉直樹さんが推す理由も分かるそんな本なのだ。

なぜグリーン車にはハゲが多いのか (幻冬舎新書)
佐藤 明男
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