ツッコミを恐れずボケていこう。 『一億総ツッコミ時代』でボケの重要性を再認識した

ツッコミを恐れずボケていこう。 『一億総ツッコミ時代』でボケの重要性を再認識した・一億総ツッコミ時代

 今日もツッコミ倒してますか?

 下記ブログにて記載のあった、オードリー・若林さんが話題にあげていた「一億総ツッコミ時代 (星海社新書)」という本を読んだ。著者は槙田雄司さん。オフィス北野所属のマキタスポーツという芸人さんだ。

オードリー・若林「評論家きどりばかりのツイッター」 | 世界は数字で出来ている

 水道橋博士からは『才能が渋滞している』、『オフィス北野の最終兵器』と言われているらしい。まさか、リーサル・ウェポンだったとは。

ツッコミ高(だか)ボケ低(てい)の気圧配置

 概要は下記を参照。

一般人がプチ評論家、プチマスコミと化した現代。それが「一億総ツッコミ時代」だ。動くに動けない閉塞感の正体はこうした「ツッコミ過多」にある。「ツッコミ」ではなく「ボケ」に転身せよ。「メタ」的に物事を見るのではなく「ベタ」に生きろ。この息苦しい空気を打破し、面白い人生にするために!

一億総ツッコミ時代 (星海社新書)

 この本の面白い所は、「ツッコミが多すぎる」という今日における世間の状況を具体的な事例を用いて詳細に説明しているところだ。オードリー・若林さんが面白いと言っているのも納得出来る内容だった。著者曰く、現在この国は「ツッコミ高(だか)ボケ低(てい)の気圧配置」との事。

ツッコミでボール回しができる華麗な中盤よりも、ボケでゴールを決める得点力のある人

 個人的に「あ~分かる!」と思った箇所は、バラエティー番組における「座組み(芸人たちのフォーメーション)」のくだりで、

実際には、ロンブーの淳さんと狩野英孝がいれば十分回ります。無駄にボールをまわす必要なんてありません。あとは、国生さゆりや矢口真里がディフェンスをしてくれるから大丈夫なんです。

一億総ツッコミ時代(P,68)

というところ。ツッコミでボール回しができる華麗な中盤よりも、ボケでゴールを決める得点力のある人がいたほうがいいと分析している。これは思わず納得した。

SNSの普及によるツッコミ疲れ

ツイッターやフェイスブックなどの普及によって、直接的に会っていた時間のみならず、365日24時間、そうしたツッコミ合いの状態が続くようになってしまいました。友人たちの「油断できない状態」が断続的に続いているわけです。

一億総ツッコミ時代(P,125)

 SNSの普及により、メタ視線(評論家や批評家的スタンス)を用いる頻度が増加傾向になり、ツッコミ過ぎて疲れていませんか?ということだ。

 すべての物事に「ひとこと」いう必要はないし、手軽なツッコミを利用して他人を評価する事により、自分の価値を上げようとする必要もないのだ。

面白いことを探しに行こう

ベタイベントから逃げない

一億総ツッコミ時代(P,153)

 著者は、冠婚葬祭や季節のイベント(節分、クリスマスなど)、子どもが出来たら孫を親に見せる、年賀状を書きおせち料理を食べるなど、あえてベタなイベントを積極的に行うことで「面白さ」をみつけることが出来るのではないかと考えているようだ。

 面白いことを探しに行こうと。

 個人的には、論評を読んだり、物事に対して自己の視点で評価する事(ツッコミ)は好きだ。自分の思ったこと、感じたことを書くだけなので楽でもある。でも、理想は常にボケ側にいたいと思っている。評価されたいし、何より評価されることの面白さを知っているから。

芸人・マキタスポーツ

 ちなみに、芸人・マキタスポーツは過去30年間のヒット曲よりヒット曲の法則を分析して2011/9/14に『十年目のプロポーズ』という曲をリリースしている。

・十年目のプロポーズ/マキタ学級

 歌詞はもちろん、「日々繰り返す」し「桜舞い散る」し「翼広げる」。新曲なのに聞いたことあるような感じがするし、全然歌詞が頭に入ってこない。さすがリーサル・ウェポン。ボケ倒している。

 私からは以上です。

一億総ツッコミ時代 (星海社新書)
槙田 雄司
講談社
売り上げランキング: 133
十年目のプロポーズ
十年目のプロポーズ
posted with amazlet at 12.11.22
マキタ学級
FUTABAMUSIC (2011-09-14)
売り上げランキング: 120761

web拍手

トラックバックURL: http://secret-live.net/wp/wp-trackback.php?p=7015